どうも、ノマドエンジニアのやぎ(@yagixlife)です。
今回は、クライアントからWordPressの案件を受注した際のバックアップの取り方を2パターン紹介します。
・WordPress案件を受注したいけど、バックアップの取り方がわからない
・バックアップは取っているけど、効率のいいやり方を知りたい
こういった方はぜひ参考にしてみてください。
WordPressのバックアップ方法👇
① FTPクライアントソフト【Cyberduckを紹介】
② WordPressプラグイン【All-in-One WP Migrationを紹介】
Contents
① FTPクライアントソフト【Cyberduckを紹介】
WordPressのバックアップ方法としてFTPクライアントソフトを紹介します。
FTPクライアントソフトとは👇
・FTPはFile Transfer Protocolの略で、サーバーとクライアント間で送受信する通信の決まりみたいなもの
・FTPクライアントソフトは、その送受信を行うためのツール
Cyberduckのインストール

今回紹介するFTPソフトは、「Cyberduck」というものです。
こちらのページからダウンロードすることができます。(Mac・WindowsどちらもOK)
ダウンロード後は、Macもwindowsも手順に沿ってインストールして頂ければと思います。
特に難しいところはないので、インストール手順は割愛致します。
Cyberduckの使い方
ここからはMac版のCyberduckの画面で説明を進めていきます。
まずCyberduckを起動します。

開いたら、左上の新規接続をクリックして、WordPressのサーバー情報を入力していきます。

入力する項目は以下の通りです。
・サーバー:エックスサーバのホスト名
・ユーザー名:エックスサーバ サーバパネルのID
・パスワード:エックスサーバ サーバパネルのパスワード
エックスサーバのホスト名は以下のように進めていけば確認できます。
まずエックスサーバのサーバパネルにログインしたら、アカウントのところからサーバ情報をクリックします。

次のような画面になるので、ここに記載されているホスト名を入力すればOKです。

Cyberduckの画面の3項目の入力が終わったら、右下の接続を押してください。
これで、入力したサーバー上のファイルにアクセスすることができました。
実際にファイルの編集を行う際に、事前にコピーを取っておくことで、バックアップの代わりとなります。
サーバー上のファイルに直接アクセスしているので、ファイルなどを誤って消してしまうと戻せませんので細心の注意を払ってくださいね。
編集を行う際は
① 編集したいファイルをコピー(バックアップ用)
② もう一つ同じファイルをコピーし、そちらを編集する
③ 編集を終えたらそのファイルをアップロード
※ ③でエラーが起きた場合は、①でバックアップとしてコピーしていたファイルをもう一度アップロードする
上記のような流れで行うと万が一編集に失敗してもリカバリーしやすくなります。
これが1つのFTPクライアントソフトを使用したバックアップの方法です。
② WordPressプラグイン【All-in-One WP Migrationを紹介】

WordPressのバックアップ方法の2つ目はをプラグインを紹介します。
今回使用するのは、「All-in-One WP Migration」というプラグインです。
クライアント様のWordPressのバックアップをとる際などは、サーバー情報をもらえない場合もあるので、これから紹介するプラグインを使う方法で実施するとよいかと思います。
まずWordPressの管理画面からプラグインの新規追加を開きます。検索窓に「All-in-one WP Migration」と入力して、インストールをしていきましょう。
有効化をして実際に使っていきます。
無料でインポートファイルサイズを512MBまで増やす方法

そのままでも使用することはできるのですが、インポートできるファイルの最大サイズが30MBまでとなっています。
正直、そのままではあんまり使い物にならないので、インポートできる最大ファイルサイズを増やしていきます。
まずはこちらのサイトにアクセスしてAll-in-One WP Migration file-Extentionのzipファイルをダウンロードしましょう。
https://import.wp-migration.com/
zipファイルをダウンロードしたら、プラグインに新規アップロードしてください。
アップロードが終えたら、プラグインの画面でAll-in-One WP Migration file-Extentionの有効化も忘れずに実施しましょう。
All-in-One WP Migrationの最大ファイル容量が512MBまで増えているのがわかるかと思います。

バックアップを実施

WordPress管理画面左のサイドバーにあるAll-in-One WP Migrationからバックアップを選択します。
「バックアップを作成」をクリックし、バックアップ先を選択します。特に問題がなければ、「ファイル」を選択すればよいかと思います。

もしバックアップを作成してあまりにも容量が大きい場合は、「メディアライブラリをエクスポートしない」などにチェックを入れるといいでしょう。
無事出力できれば、バックアップ完了です。
バックアップの復元の際は、今回バックアップで出力したファイルをインポートすればOKです。
まとめ
今回は、WordPress案件受注時のバックアップの方法について2パターンを紹介しました。
① FTPクライアントソフト【Cyberduckを紹介】
② WordPressプラグイン【All-in-One WP Migrationを紹介】
クライアント様に合わせて、自分自身のやりやすいパターンで実施して頂ければと思います。
もし他にも方法があれば追記していきます。