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【スタンフォードの自分を変える教室】意志力を磨けば人生が変わる【意志力の鍛え方を紹介】

どうも、やぎです。

今回は、「スタンフォードの自分を変える教室」という本から、「意志力」と、意志力の3つの力について紹介していきます。

今この本を読んで、意志力と習慣化の力を鍛えています。

結果としてブログの毎日更新も続いているので、少しずつですが意志力が鍛えられてきたかなという感じです。

こんな人におすすめ👇

・何か新しいことに挑戦して、それを習慣化しようと考えている方

・意志力が弱いと感じている方

・自分自身を変えるために精神論ではなく、具体的な方法が知りたい方

スタンフォードの自分を変える教室

・スタンフォードの自分を変える教室

・ケリー・マクゴニガル (著)

・神崎朗子 (訳)

・大和書房

自分の人生を変えるためには、自分の人生を自分でコントロールする必要があります。

この本では、コントロールする力の源である意志力について科学的に解説されていて、また意志力の鍛え方についても詳しく紹介されています。

意志力を通じて、自分で自分の人生をコントロールする術を身につけようと考えている方に最適な本です。

僕自身も、この本を読みつつ自分の意志力を鍛えている真っ最中です。

よければ、この記事を読んでいるあなたも一緒に意志力鍛えてみませんか?

意志力を磨けば、人生が変わる

米国心理学会によれば、目標を達成できない最大の原因としてアメリカ人がもっとも多く挙げているの、この「意志力の弱さ」なのです。

この本では、この「意志力の弱さ」に対して「科学的な見解」と「実践的な方法」を取り上げています。実際にスタンフォード大学の講座を元にしています。

この本でポイントとなるのは、「自分はどう失敗するのかを知ることができる」という点です。

多くの人がやるべきことはわかっているのに、目標設定までできているのに、実際はその目標に対してのアクションが上手くいっていません。

この本では、意志力を鍛え自己コントロールを強化しつつ、自分がどういうところで失敗するのかを自己認識することができます。

自分が失敗しがちな、タイミングを理解していることで対策や選択をすることができるので、結果として失敗を減らしていくことに繋がります。

その積み重ねで、少しずつ人生が自分の望んでいた方に進んでいくことを実感で切るようになっていくのだと思います。

潜在能力を引き出す3つの力

この本は実践をベースとした本です。

この実践は大きく3種類に分けることができます。

・やる力の実践

・やらない力の実践

・望む力の実践

やる力

・自分自身の成長に繋がったり、生活の質が上がることなど自分自身がやるべきだと感じていることをやる力

・そういったことを先延ばしにせず、すぐにやることができる力

・例:英語の学習、筋トレ、ダイエット、貯金・投資などなど

やらない力

・やらない方が自分のためになることをやらない力

・夜更かし、間食、衝動買い、など

望む力

・自分自身がもっとエネルギーを注ぎたいと思っている、一番重要で長期的な目標に対して、コミットするための力

・英語を話せるようになる、2年後に海外旅行(そのために貯金する)、新しい仕事を始めるなど

どの力を身につけていきたいか

この本では、3つの力に対して様々なアプローチが紹介されており、それぞれの力に最適な方法を試していくのがベストです。

とは言え、その実践を行うにもある程度の意志や意識が必要となりますので、まず最初に一番簡単な意志力を鍛える方法を紹介します。

結論としては、「瞑想」です。

瞑想は3つの力全てを鍛えることができますし、この本で一番最初に書かれている意志力を鍛えるための方法です。

5分の瞑想で意志力を鍛える

神経科学者の発見によれば、瞑想を行うようになると、脳が瞑想に慣れるだけでなく、注意力、集中力、ストレス管理、衝動の抑制、自己認識といった自己コントロールのさまざまなスキルが向上します。 (中略)

やがて、脳は優れた意志力のマシーンのように発達します。

 

瞑想は定期的に行うことで、禁煙や減量に効果があることも最近の研究で分かっています。

僕たちの意志力の実践が、3つの力のどれであれ、瞑想は脳を鍛えて意志力を強化するのに最適な方法です。

今回は一番習慣化しやすい5分間の瞑想の方法を紹介します。

1. 動かずにじっと座る

イスに腰掛けるか、床にあぐらをかいて座ります。

背筋は伸ばしつつ、リラックスした姿勢をとります。

基本的には、そわそわせずにできるだけ体を動かさないようを意識しましょう。

痒いところとかが出てきても、かかずにいられるか挑戦してみましょう笑

これも意志力を強化することに繋がります。

2. 呼吸に意識を集中する

目を閉じて、呼吸に意識を集中させます。

眠りそうであれば、目を開けて壁の一点を見つめるとかでもOKです。

呼吸に意識を集中させて、吸うときに心の中で「吸って」と言い、吐くときには「吐いて」と言います。

途中で気が散りだして他のことが頭をよぎったり、何か別のことを考え始めると思います。

「気が散り出したな」と認識することができたタイミングで、意識を呼吸に戻しましょう。

3. 呼吸をしているときの感覚を掴み、気が散り始めたら意識する

数分経ったら、心の中で「吸って」「吐いて」と言うのをやめてみます。

そして、呼吸をしている時の体の感覚に集中します。

鼻や口から息が入ったり出たり、お腹が膨らんだりしぼんだり。

その感覚にだけ集中していきます。

意識が散り出したら、また「吸って」「吐いて」と心の中で唱えつつ、呼吸に意識を戻しましょう。

これの繰り返しです。

瞑想をすることで「気づく力」=「自己認識力」が上がる

瞑想をすることで「気づく力」=「自己認識力」が上がります。

自己認識が上がると、自分が何かを選択する時のタイミングに気づくことができるようになります。

例えば、筋トレを習慣化しようとしている人が、今日は計画だとプッシュアップを30回すべき日なのに、ちょっと疲れているから明日やろうかなと考えて先延ばしにしてしまう。

このタイミングで、自分の「やる力」が弱まっていて、「先延ばし」という選択をしたことに気がつくことができれば、先延ばしにせずに計画通りにやり切ることができるはずなのです。

研究結果によれば、僕たちの1日の選択回数は思っているよりもはるかに多く、

例えば「食べ物に関する決断を1日に何回くらい行なっていると思いますか」というアンケートに対し、実験における回答は平均14回だったそうですが、実際の研究結果では1日に227回にもなったそうです。

なので、そもそも私たちは無意識のうちに選択し、行動していることの方が多く、それに対して認識すらできていないというのが現状です。

だからこそ、自己認識力を高め、自分の意志で自分をコントロールできるようになることがとても重要だということです。

まとめ

今回は、意志力について3つの力を紹介しつつ、それを高める方法として「瞑想」を紹介しました。

僕自身も、今瞑想を行い、意志力を日々高めるようにしています。

ちょうど2019年の5日1日から始めたので、この記事を書いている段階で3週間弱くらい毎日実践しているところです。

結果として、同時に始めたブログの毎日更新も継続できているので良い傾向かなと思っています。

意志力を鍛えることで本当に人生を自分の望む方向に変えることができると思っているので、引き続き本書を読みつつ実践を続けていきます。

実践の内容は、このブログにも定期的に書いていきますので、よかったら実践の参考にしてみてください。