どうも、やぎです。
人間は誰しも自分の選択に後悔したことがありますよね。
『死ぬ瞬間の5つの後悔』という、オーストラリアの看護師の方の本では5つの後悔がまとめられています。
・自分に正直な人生を生きればよかった
・働きすぎなければよかった
・思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
・友人と連絡を取り続ければよかった
・幸せをあきらめなければよかった
人間は後悔する生き物なので、全く後悔しないことは不可能ですよね。
僕自身も、学校を卒業して新卒でどういう会社に入社するか決めたり、その後フリーランスとして独立することを決断したり、様々な場面でいろんな選択をしてきましたが、
自分の選択に後悔することもあったし、なかなか決断に踏み切れなかったりしてきました。
とはいえ、過去の選択を後悔していても仕方がないので、これから先どのようにして、後悔しない選択をして生きていけるかを学ぶことが大切です。
この記事では、後悔しない選択をするための3つの考え方をまとめてみました。
人生で後悔しない選択をするための3つの考え方
まず、なぜ私たちが過去の選択を後悔をしてしまうのかというと、選択をする際に「最善の選択ができなかった」ということを感じてしまうからだと思います。
逆にいうと、後悔しない人生を送るためには、その都度自分が「最善の選択ができた」と感じることが大切です。
とは言っても、多くの人は選択をする時には、自分自身では「正しい判断をしている」と考えながら選択をしていると思います。
それなのに、なぜ後からその選択を後悔してしまうのでしょうか。
結論としては、後悔しない選択をするための3つの考え方を持っていないからです。
これから紹介する3つの考え方を持つことで、0にすることは不可能ですが、選択による大きな後悔や、その頻度を減らすことができるようになります。
後悔しない人生を送るための3つの考え方👇
・正しい選択は存在しない
・今ある成功のほとんどは、自分の過去の選択とは関係ない
・選択肢は多ければ多いほど良いわけではない
正しい選択は存在しない
まず1つ目は、「正しい選択は存在しない」という考え方を持つことが大切です。
多くの人が、正しい選択を求めていると思いますが、そもそも何が起こるかわからないこの世の中では、選択する時には正しい答えなどわかりませんよね。
正しい選択があると思い込んでいる、それ自体が後悔に繋がります。
正しい選択を求めるパターン👇
正しい選択を求め、決断をし、正しい選択をしたと感じる
↓
結果がよくない
↓
自分の選択に後悔・絶望
逆に、正しい選択は存在しないことを前提に、自分が納得しえる合理的な決断をした場合は、後悔が少なくなります。
正しい選択がないことを前提としているパターン👇
正しい選択はないから、現状から最も合理的な判断をする
↓
結果がよくない
↓
どこに問題があったか合理的に考え・検討できる
ポイントは、正しい選択という不確定な未来に期待するのではなく、現状から考えられる最良の選択を合理的にすることで、納得感を感じることです。
合理的に判断・選択した結果なので、たとえその選択が良い結果に繋がらなかったとしても、後悔するというよりも、次にどうするか再度論理的に検討することができるようになります。
今ある成功のほとんどは、自分の過去の選択とは関係ない

2つ目は、成功の要因が過去の自分の選択の積み重ねであると勘違いしてしまうと、結果として後悔に繋がるという話です。
過去の自分の選択が成功に繋がっていると考えると、過去の経験を元に現在の選択をするとことに繋がります。
ですが、今の世の中は目まぐるしく変化しており、過去の経験を現在の選択に安易に反映させるのは合理的とは言えません。
きちんと過去と現在の状況を比較しつつ、過去にとらわれることなく、合理的な選択をすることが大切です。
事実として、心理学では「自己奉仕バイアス」という「成功は自分の力、失敗は環境のせい」だと考えてしまう傾向があると言われています。
これは自分の心が傷つかないようにするための自己防衛本能の1つなので、意識していないとこのような思考に陥りがちなるので、気をつけたいですね。
選択肢は多ければ多いほど良いわけではない
最後の考え方として、「選択肢は多ければ多いほど良いわけではない」、つまり「適度な選択肢を持っておこう」という話をします。
先に選択肢が多すぎることのデメリットを3つ挙げます。
・選択肢を検討するのに時間がかかる
・1つ選んだとしても、他の選択肢がよかったのではないかと後悔する
・選択肢が多すぎて、結果として選択することから逃げてしまう
まとめると、選択肢が多いのでそもそも検討に時間がかかる上に、選んだとしても後悔する可能性が高い。しかも、多すぎて選択から逃げることも考えられます。これは選択回避の法則とも言われたりします。
時間を使った上、現状維持で終わると、時間も無駄になってしまいますよね。
選択肢が多いと、こういった多すぎるがゆえのジレンマに陥りがちになります。
様々な検討をするのは大切ですが、あまり多くの選択肢を出しても逆効果なので、自分の軸となる判断基準を設けて、適度な選択肢を出すようにした方が良いでしょう。
まとめ
今回は、人生で後悔しない選択をするための3つ考え方を紹介しました。
「人は1日70回、人生を左右する選択をしている」と言われるほど、人生は選択の連続です。
これらの選択を後悔しないためにも、自分が納得できる選択の方法や考え方を持っておきたいですね。
今回の考え方のポイントは下記の本を参考にしています。
より具体的に「人生を左右する選択」について学んでみたい方はぜひ参考にしてみてください。
それでは。