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【3分で読める】1万円起業:マイクロビジネス始めたい人必読の本【レビュー】

どうも、Webノマドをしているやぎ(@yagixlife)と申します。

今回は、「1万円起業」という本を紹介します。

・起業に興味があるけど何から始めたらいいか分からない

・貯金が無くても小規模から始められるビジネスを知りたい

・会社員でも始められるプチ起業について学びたい

こういった方は参考になると思います。

1500文字程度3分ほどで紹介します。ぜひどうぞ。

「1万円起業」を読むメリット

マイクロビジネスが上手くいく3つルールを知ることができる。

ギレボー,クリス 著 / 本田/直之 訳

マイクロビジネスが上手くいく3つのルール👇

① 他人と自分の情熱の共通部分を探す

② 自身の持っているスキルの組み合わせを探す

③ 立ち上げるのに必要な3つを見つける

① 他人の興味と自分の情熱の共通部分を探す

共通部分とは、自分自身が情熱を持ってできること(好きなことや得意なこと、できれば両方)と他人が喜んでお金を払うほど必要としていたり興味があることが重なる部分です。

ポイントは、先に人が何を望んでいるのか突き止めて、そこに対して自分が持っている情熱と解決手段を提供できるかを考えることです。

基本的には自分が、趣味にしていることや、他の人よりも実は得意なことなどから見つけるといいかと思います。

割と得意な仕事をしていて、しかもあまり苦にならないという方は、仕事と直結している内容を掘り下げてみてもいいと思います。

② 自身の持っているスキルの組み合わせを探す

ポイントは「自分が得意なことや好きなことは多分1つだけではない」ということです。

例えば学校で教員をされている方は「相手に何かを教えるスキル」が長けていると思います。ですが実はそれだけでは無くて、集団をまとめる管理能力や、コミュニティ(生徒たちだけでなく、保護者、同僚)と関わるコミュニケーションスキルなども高いと考えられます。

なので、マイクロビジネスを成功させるために必要なのは特定の突出したスキルでは無く、複数スキルの組み合わせと、それを別分野にも活かせるか考えることです。

③ 立ち上げる時に必要な3つを見つける

マイクロビジネス立ち上げ時に必要な3つのポイント👇

1. 売るもの(プロダクトorサービス)

2. 買ってくれる人(顧客)

3. 支払いを受ける手段

興味がある人の元に、興味があるものを、買いやすい・売りやすい手段で提供する。これがマイクロビジネス立ち上げ時に必要な3要素です。

本から実例を紹介

マイクロビジネスが上手くいくための3つ紹介してきました。

イメージが湧きやすいように、ここで3つのポイントを抑えて成功したビジネスの事例を1つだけ紹介したいと思います。

紹介する事例のポイント👇

・evernoteのヘビーユーザーだった

・evernoteの活用マニュアルという需要があるところにプロダクトを提供

・電子書籍という供給されやすい媒体を使いつつ、支払いもpaypalで利用しやすい

あるソフトウェア開発で働いていた男の人が、メモアプリ「evernote」を活用するための詳しいマニュアルを作成し、電子書籍で売り始めたことで成功したという例です。

彼はもともとかなり仕事が忙しい上に、しかも経済的にも厳しい生活を送っていたようです。そんな中、仕事でevernoteをよく使っていた彼は、このサービスにはマニュアルがないことに気がつきます。

これまでの電子書籍が中身の薄く無駄に長いものが多かった中、彼は内容を徹底的に作り込んで比較的高めの価格(2,500円ほど)で販売します。

結果、わずか7日で100万円以上を売上げ、利用していたpaypalの口座に入金されていったそうです。

しかも個人で電子書籍として販売しているため、印刷代がほぼ0の上、ほぼ全てが個人の利益になります。

会社員をしつつ自分の興味や得意なものに絞り、初期投資を抑えたマイクロビジネスとしてかなりいいモデルなのではないでしょうか。

まとめ

マイクロビジネスが上手くいく3つのルール👇

① 他人と自分の情熱の共通部分を探す

② 自身の持っているスキルの組み合わせを探す

③ 立ち上げるのに必要な3つ(売るもの・買う人・売り買いの手段)を見つける

この本では他にも10以上の事例が紹介されています。

自分自身に近いものを見つけて、そこを真似していくところから始めるのがベストかなと思います。

マイクロビジネスに興味がある、始めてみたいという方はぜひ参考にしてみて下さい。